コラム

色被せガラスをつくる

色被せガラスについて

私たちのつくるガラスは、天然の砂、珪砂(けいしゃ)が主な成分です。

ソーダガラスと呼ばれるものです。

ガラスは1400℃で煮あげ、形をつくります。
色被せガラスは透明なガラスに0.2㎜~0.3㎜の薄い色ガラスを被せかけ成形します。
その器に切子を施し製作した器が「カットグラス」です。

被せるガラスを薄く吹くには理由があります。

切子で繊細な模様を施したとき、模様が埋もれて綺麗に仕上がらないからです。

ソーダガラスでつくられる「切子グラス」は、全て手磨きとよばれる技法で磨きあげる

職人ならではの器です。

色被せ硝子技法に使われるガラスは一見普通の色ガラスにみえますが、非常に濃い濃度の色ガラスでつくられており、還元発色で色をつくりあげるため、ひとつひとつに個体差があります。

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