江戸硝子

東京で創る硝子の形

「江戸硝子」とは
江戸時代からの伝統を受け継ぎ、手造りで製造されたガラス製品です。
製造方法は、1,400℃ほどの高温で熔かされたガラスを鉄製の棹(さお)で巻き取り、「宙吹き」、「型吹き」、「押し型」 のいずれかの技法で成形したものです。 手作りのガラス製品の良さは、機械による大量生産品とは異なり、製品のひとつひとつが全てオリジナルの1点モノであり、その味わいは深く、手作りだからこそ出せる独特のデザイン性や深みなど、職人が丹精込めて作り上げられた製品です。
日本の硝子製造は、弥生時代(BC300~AD300)に発見された最古の工芸品として永い歴史があります。 江戸における硝子は、18世紀の初め、鏡、眼鏡、簪、風鈴等を製造したのが始まりとされ、明治時代(1868~1912)初期、欧州の技術の導入のより、工芸品を近代化し、日常食器類、瓶、理化学用硝子などが製造されるようになり東京の地場産業として発展しました。
江戸時代に生まれたガラス製法を継承した手づくりガラスを「江戸硝子」といい、江戸硝子に切子(模様)を加工した製品を「江戸切子」と言います。

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